昨日の月曜日、いつものように「若葉」は英語を勉強しました。
テキストは「ローマの休日です。
アン王女は、アメリカ人の新聞記者ジョー・ブラッドレーのアパートから、街に繰り出し、靴を買ったり、床屋(美容院)に入ったり・・・というシーンです。
スペイン坂のシーンで ”再会”する直前まで、テキストを読みました。
メンバーから、アメリカ英語とイギリス英語はどのように違うのか、私(鶴本)の英語はどちらか、という質問を受けました。
私は中学から授業で英語を勉強した人間なので、日本式英語をベースにした、まあまあのアメリカ流です。あまり自慢できませんが。
”日本式英語”は文法的にはアメリカ式ですが、イギリス英語ともあまり違いはないように思います。
ところがアクセントや発音はかなり違います。
この違いは日本人にはとっても不得手な分野で、イギリス式発音やアクセントをデモンストレーション出来る人は、中学、高校、大学の先生にほとんどいないと思います。
イギリスの独特のアクセントで、英語を話している日本人を私は見たことも、聞いたこともありません。
映画ではその違いを見ることはあります。
007の映画には時々典型的なイギリス英語、アメリカっぽい英語、外国人訛りだが知的な英語を喋る人・・・などが出てきて、興味を惹かれることがあります。
因みにジェームス・ボンドはアメリカっぽい英語(ちょっと崩れた人物)、ボンドの上司は完全なクイーンズ・イングリッシュ、適役の悪者のボスは外国訛りだが、ものすごく知的な英語(そこらのチンピラ的な悪漢じゃない雰囲気)など。
Sound of Music という映画で、主演のマリア(ジュリー・アンドレス)の英語はイギリス英語ではあるが、きれいな標準的な英語(アメリカ人にも違和感を強く感じさせない英語)、トラップ大佐や修道院の尼僧のトップの方は完全なイギリス英語・・・。
これらの例で、文法に関して、イギリス英語か、アメリカ英語か、という違いは私には感じさせないです。むしろ、アクセントと発音です。
ヨーロッパの政治家(EUの高官ら)は素晴らしい英語を喋っています。
多少の自国のアクセントが混じっていいる人も多いように思いますが。
じゃあ、日本人でEUの高官らのように、素晴らしい英語を喋っている人のシーンを見ますか? いえ、全くそんな機会がありません。
TVはそのようなシーンを”隠している”としか思えませんね(何故??)。
EUの高官らとアメリカ人は英語を話す上で、共通する特徴を持っています。
でも、日本人には全くない点。たとえ英語が上手でも。それは喉の使い方です。
長くなり、失礼しました。
記事:鶴本