英語サークル若葉

2021年4月5日(月)

第一月曜日の4/5、「若葉」のクラスを“持ちました”。
昨日は久しぶりに、対面でのクラスでした(Zoomではなく)。
溝の口のテクノ川崎(旧区役所)の教室です。大きな部屋ですので、少人数でのクラス開催は、ほとんど問題ないと考えてのことです。
直接会って話ができることは、Zoomの時とは違う嬉しさがあります。不思議ですね。人間のコミュニケーションは、言葉だけではないことが実感されます。
教材はオー・ヘンリーの短編集の一コマです。舞台は1900頃のニューヨークです。ガス灯が灯っているシーンがありました。
映画「マイ・フェア・レディ」の中にガス灯に火をつけて回る男のシーンがあったように記憶しています。「マイ・フェア・レディ」の年代も確か1900年ころだったと思います。
テキストの中で、By day, he worked in a music shop. という文章がありました。“昼間は、音楽関係の店で働いていました”って、私は、なんとなくレコードなどを売っているお店かな、と思いましたが、考えてみれば、1900年ごろには、まだレコードは販売されていなかったのじゃないか、と思い至りました。
メンバーの一人は、「楽器店でしょ」と言いました。それで、私も納得(笑)。うーん、そうだよね、CDがあるわけじゃないし、レコードもまだ発明されていなかったかも、、、と。(インターネットで確認すれば、すぐ分かるはずですが、まだ確認していません)
また、テキストの中で the cold face(冷たい表情、冷淡な顔)という表現がありました。それにつられて、私は「笑い」の英語をいくつか黒板に書きました。
smile, laugh, grin, chuckle, giggle, guffaw
それぞれ、少しずつニューアンスが違います。会社の中で、日本人女性スタッフがgiggleすると、神経質な“外人”マネジャーはすごく気にする、という話をしました。日本のことをよくわからないマネジャーは、日頃疑心暗鬼になっていることがあり、自分のことを笑っているのじゃないか、と疑うからです。私達日本人にはgiggleしている若い女性はcuteに見えるのですが。
その時、私は思い出しました。私は自分の文章の終わりに、時々(笑)という言葉を挿入します。それって、どんな意味があるのでしょうか?
英語でfunny と言えば、文字通り「笑い」になります。しかし、私が挿入する(笑)はfunnyという意味ではありません。この文章を読んでいる方の中でも、「えっ、何?」って思う人もいるかもしれません。私は、自分の(笑)の意味をきちんと考えたことがありませんでした。
このコラムの中で、既に私は一つ、(笑)を挿入しました。すみません。混乱させてしまっているかもしれません(また一つ、“笑”)。対面のクラスって、やっぱり楽しいですね。

世話人:貞安 記事:鶴本