英語サークル若葉

2025年1月20日(月)

昨日、1月20日(月)、いつものようにZoomで「若葉」は英語を勉強しました。
テキストは「ローマの休日」です。私は映画館でも見ましたが、テレビでも、何回か見ました。ですから、テキストの英文を読んでいると ジョー役のグレゴリー・ペックやアン王女役のオードりー・ヘップバーンの口調が見えてくる感じです。それぞれのシーンも思い出します。
昨日読んだシーンは、アン王女が街中のベンチに朦朧として横になっている場面で、通りかかったジョーが「酔っぱらった若い女」を見て、タクシーに乗せて、住んでいるところまで送ってあげようとしたが、「酔った女」はまともに返事ができないほど、意識が朦朧としていて、らちが明かず、ついに自分のアパートに連れてきてしまう・・・という場面でした。
タクシーの運転手は、いかにもイタリア人というイメージで、「半分眠っている女」の扱いをどうするか、ちょっとコミカルなやり取りの場面、思い出しても笑っちゃう・・・という感じです。
 Oh, no!
 ir, my taxi is not for sleeping!
 I have to go home too!
 She can't stay in my taxi!
全部、エクスクラメーションマーク(!)が付いています。
Sirという単語は、目上の人や上司に話す時の丁寧語、と習った記憶がありますが、この場合、どんな訳がぴったりか、という質問に メンバーの一人は「旦那」といいました。まさしく。よく雰囲気を掴んでいますね。
「ちょっと、ちょっと旦那、そりゃないでしょう」みたいなやり取りです。
会社の上司に指示を受けた際、Yes, sir. I will do it immediately.
なーんて答える場面は、現代ではまあ、ないでしょう。
主人が召使に指示を出して、召使が「はい、分かりました、ご主人様」みたいな雰囲気の英語ですから。
でも、この映画のこの場面では「旦那」って、ぴったりの呼びかけですね。
いい映画です。


記事:鶴本