昨日、9月1日(月)、「若葉」は英語を勉強しました。
昨日は世界のWondersの一つ、京都のことを勉強しました。
京都は周知の如く1000年以上、日本の都でした。1868年、明治になって、東京が首都になるまで、都でした。
とはいっても、武家政権が成立すると、やや名目上の都という立場になったように思われますが。
京都には多くの寺院があります。西芳寺、清水寺、竜安寺、などなど。
神社が無い(?)ようですが、どうして?まあ、歴史的に考えると、ある種、推測はできそうな気がします。
秋になると、京都は「紅葉」で美しくなるようですね。
紅葉」を英語で何て言う? 私が頭の中で単語を探してみても、適当な言葉が出てきません。
えっ、どうして?知らない? それで、ウェブで検索してみました。
Autumn leaves, fall leaves,
autumn colors, fall colors,
autumn foliage,
fall foliage
autumn はイギリス的な英語、fallはアメリカ的な英語です。
結局、「秋の葉」、「秋の色」という言葉にしかなっていません。
「木の葉が色づく」という意味で言うなら、
Leaves turn red. Leaves change red.
Leaves turn yellow. Leaves change yellow.
目の前で見ている木の葉を見て、表現するなら、
The leaves are turning red. The leaves are changing yellow.
とか、言うことになります。
京都に行って、寺院で紅葉を見て、うっとりとし、その深い気持ちを表現しようとして、
The leaves are changing yellow.
と言ってみても、自分の気持ちを十分に表現できているか、自信が無いですね。
私の限られたアメリカ生活の経験から言って、アメリカ人は「紅葉」について、単なる葉の色が変わり、一瞬、きれい、と感じる程度で、心の奥に響く何か・・・なんて、全く考えない、と見えます。
アメリカ人は、良寛さんの「裏を見せ表を見せて散る椛」なって言うような気持ちはまったく問題外、‟なんのこっちゃ”、と思うだろうと、私には見えます。
まあ、花鳥風月に対する日本人の態度は、どうも世界共通の心情ではないらしい、のです。じゃ、紅葉は中国の漢字から取ったものなのか・・・?
中国人は、日本人と同じような感情を「紅葉」に持っているのか?
私には分かりませんが、中国人はユウラシアという大陸の民族です。
ヨーロッパ人と同じような心情を持っているとしたら、「紅葉」という言葉は歴史的に使っておらず、英語的なturn red, change yellowみたいな表現で済ましているのじゃないでしょうか(ええ、まったくの推測です。笑)。
これから、京都は美しい秋になり、旅行者が大勢押しかけるのでしょうね。
高齢の私には、縁のない京都です。
記事:鶴本