8月5日(月)、「若葉」メンバーは英語を勉強しました。
Zoomで勉強しますので、酷暑とは、一応無縁です(笑)。テキストはいつものWorld Wonders(世界の不思議)です。
昨日勉強した章は、スペインのアルハンブラ宮殿の話です。
このアルハンブラ宮殿はムスリム(イスラム教徒)の王たちが建設したものです。
スペインはAD 700年頃から、ムスリムに長い間支配されましたが、その後徐々に、スペイン人はムスリムを駆逐し、領土を奪還しました。
そして、スペイン南部の一部がムスリム領として残りました。その中心の町がグラナダ。
その山側に砦としてアルハンブラ宮殿が、ムスリムの王によって建設されました。
1273年のこと。そして、1492年、ムスリムはスペインから完全に追い出され、ムスリムの支配は終わりましたが、この宮殿は破壊されることなく、残ったのです。っということを、私たちは学びました。
1492年って、ご存じのように、コロンブスが新大陸発見のために大西洋を西に向けて出港した年です。
それもスペインのイサベル女王の援助によって実行できたのです。そんな時代のスペインとアルハンブラ宮殿です。
ところで、「西に向けて航海する」って、どれだけ勇気が行ったことでしょうか。
それまで人々は地球は平らな台地だと信じていました。ですから、日の没する西の果ては、人が目指すべきところではなく、近づいてはいけない、避けるべき方向、だったのです。
コロンブスはそれを敢えて犯して出港したのです。
コロンブス自身は地球は丸いと考えていましたが、多くの船員は、疑心暗鬼でした。
地球は丸い、と信じている私達は、500年ちょっと前までは「地球は平ら、東は日の出る夢の地域、西は地獄の大滝」と、人々は考えていたらしいのですね。
ほんの500年、600年前の事です。不思議と言えば不思議ですね。
Near East, Middle East, Far Eastって言葉があります。なんとなくEastは未開の地、野蛮な人間が住む地域・・・のニューアンスがありますが、ヨーロッパ中心主義の考え方の産物(?)でしょう。
1000年前、1万年前、5万年前・・・は East(東)は「毎朝、日の登る、夢の地」だったのです笑)。
日本は「黄金の国」だと思われていました(笑)。
1492年・・・いろんなことが思い起こされます。失礼しました。
記事:鶴本