第一月曜日の昨日、英語クラブ「若葉」は英語を勉強しました。
テキストはガリバー旅行記です。1726年、アイルランドの作家が書いた奇想天外な“旅行記”です。
ガリバーは医者です。
1699年、アイルランドのブリストルを出港し、極東のオーストラリア近辺で難破したことになっています。
日本では、児童書の一部として出版されているイメージが、私にはありますが、近所の本屋さんへ行って探してみても、見当たりません。
もうあまり人気の無い本なんでしょうか。アマゾンでは、いろいろなバージョンの本が載っています。
今回、私たちが読んでいて、これって児童書?と思わせる箇所がいろいろあります。
内容は当時のアイルランドとイギリスの政治・社会への風刺じゃないかという場面が多々あるように思うのです。
昨日読んだ箇所では、小人国では2歳になる前に強制的に集めて集団生活をさせ、親は子供の教育に一切関係させないとのこと。平民の子は7歳で徒弟に出し、高貴な家柄の子供は15歳まで教育を受けるとのこと。
簡単に死刑を執行するような小人国で、幼児の教育に人間的な配慮があるとは思えないので、非常に残酷な …扱いを受けたのではないか?
なんて想像してしまいます。
1,2年前でしたか、カナダのカソリックの学校で、1800年代のインディアンの子供を強制的に集めて集合教育をし、そして大量の死者を出していた(大量の子供の遺体が発掘された)ニュースが
あったことを思い出します。
ああ、小人国でも大量の死者を出したことだろうな・・・・と思ってしまいます。想像しすぎでしょうか。
まあ、この小説は世界の名作、ということになっているので、読んでいることに、不満はないです、ハイ。
記事:鶴本