英語サークル若葉

2023年8月7日(月)

昨日、8月7日(月)、「若葉」で、英語を勉強しました。
いつものようにZoomです。この酷暑の日、Zoomで開催出来るのは、ありがたいですね。
中学レベルの英語数で書かれたテキストですが、時々辞書で十分にチェックしなくてはならない言葉が出てきます。昨日もありました。
 agree to, agree with
 I agree to the conditions you proposed.
 I agree with you.
agreeは一般的に「賛成する、同意する」という意味だと記憶しています。
ところがagree toは「承諾する、受け入れる」という意味になります。
本文では下記のような文章です。
 The Man Mountain (Gulliver)shall be careful not to take a person into his hands unless that person agrees to it.
小人国で信頼され、自由の身になったガリバーに、皇帝がつけた条件の一つが上記のようなものでした。
ちょっとしたポイントですが、勉強になりますね。そして、私たちの日常生活でも、応用できる表現です。
例えば、娘に夜10時までに帰宅するように言い聞かせた。
娘は、「うん、そうする」と言ったとします。英語は OK, I agree to it. I will be back by 10 o'clock. Bye-bye.
ところで、小人国の役人が、ガリバーの食事量を算出するのに、下記のような計算をしました。
 They measured my body and found it to be twelve times greater than theirs.
その結果、小人の食事量の1728倍であると結論します。
えっ、体のサイズが12倍で、1728倍の食事量?どういう計算?
ガリバーはその計算を聞いて、小人国の人々は These people are very bright. と結論付けます。
1700年頃のイギリスでは、ニュートンが微積分を発見した時代です。それを知っていただろうガリバーは体積の計算法を知っている小人国の知識に驚いた、ということです。
1700年の頃の江戸には、関孝和がいました。
体積の計算どころか、彼も微積分を発見していたらしいです。
ガリバーが日本の事を知ったら、もっとびっくりしたことでしょう。
体積の計算法? 私達老人には、思い出すのに、時間がかかります(笑)。12倍・・・・・・・・=1728


記事:鶴本