昨日、「若葉」の勉強会がありました。
先月で、Beltonさんのテキストは終わり、今月から新しいテキストでスタートしました。選んだテキストは「ガリバー旅行記」です。
このオリジナル版は10,530 wordsで書かれたものですが、私たちが使うテキストはその簡易版です。
10,530 wordsって、想像できますか。大学受験で、有名校に入るためには5,000 から6,000 words覚えなければダメと言われています。
ですから、有名大学の入学者でも、簡単には読めないレベルです。
幸い、簡易版は中学2年か3年のレベルの英語で読めるので、私も助かっています。何べんも辞書を開かなくても意味は分かるので。Rewriterの文才のおかげで、英文は立派なものです。易しくても、英文はとてもいいものです。
ガリバーの物語はよく知られえていますが、私は本を読んだことがありません。
今回が初めてです。小人の国に行って、大活躍する、、、、程度の知識です(苦笑)。
ガリバーが南太平洋に航海したのは1699年となっています。その頃のイギリスの国内事情、そして海外事情を調べると、とても面白いです。
歴史にはちょっと興味のある私としては、その辺の事に興味をそそられますね。
日本の1699年は、江戸開闢以来、約100年。鎖国して、世界と接触を断って、日本的な生活スタイルが定着した時代でしょうか。幕藩体制はしっかり安定し、次の150年への継続が約束されていたような時代だったでしょうか。
コロンブスがアメリカを発見したのが1492年、マゼランとその乗組員が世界一周したのが1522年、種子島に火縄銃が伝来したのが1543年。
その後、150年もの後のガリバーの南太平洋への航海。ポルトガルとスペンの後をついで、オランダとイギリスが世界を制覇していた時代。
英文を読みながら、世界の事がいろいろ思い出させられ、今後、興味深い思索になりそうな気がします。
記事:鶴本