英語サークル若葉

2022年9月5日(月)

昨日は月曜日。「若葉」のクラスがありました。
相変わらず、イギリス人のBeltonさんのエッセーです。
Beltonさんは文章がうまいです。まあ、私たちが読んでいるのは簡易版ですが、それでも、うん、うまいね・・・と感心させられます。
昨日は、上のパラグラフの最後と、次のパラグラフの最後が韻を踏んでいる箇所がありました。
「韻を踏む」って、日本語の語呂合わせに似ているように見えますが、英語で「韻を踏む」とかなり知的なニューアンスが出ます(うまいねー、と感心する、笑いません)。
日本語の語呂合わせはダジャレで、ちょっと野暮ったい、でもアハハ・・と笑っちゃう面白さがある(You may disagree.....)。
最初のパラグラフ:
 He (at the travel agency) looked very surprised, but agreed.
次のパラグラフ:
 The local assistant (in Guam) agreed.
同じagreedと書いているので、“正確な韻”ではありませんが。普通、韻を踏む時は、似ている発音で、違う意味の言葉を並べて表現することが多いです。
 long とsong
 mouse とhouse
 pleasure とmeasure, etc.
それから、昨日はjokeが飛び出しました。
前後関係を説明すると長くなりますので、簡単に言いますと、グアムのホテルに夜の2時にチェエクインして、翌日の9時のsightseeingは行きません、
だから7:30のmorning callはしないで下さい、と念を押していたにも拘わらず、朝7:30にmorning callがかかってきました。
Beltonさんは昨日言ったでしょ、と抗議すると、
 "Yes, I know", the local tour guide said.
 "I just wanted to check to see If you have changed your mind."
ここで、アハハ・・と笑うところです。
何気なく、韻らしきものを踏んだり、jokeを入れたりしたニューアンスは、文章をスーと読んでいかなくては、伝わってきません。
だから、こ難しい文章を読むよりは、このような簡易版は、読んでいて、楽しいですね。

記事:鶴本