第一月曜日の昨日、「若葉」のクラスがありました。前回から続いて、著者のBeltonさんの「幸福論」です。
Beltonさんはイギリス人ですが、happinessは可算名詞であるべきだ、と主張されています。すなわち、happinesses(複数)だと。
Overall happiness can only be obtained by gathering as many small daily happinesses as possible.
確かに、湯上りのビール一杯の幸せ感、気に入った本を家族の邪魔なしに読めた時、面白いTVドラマを見終わった時、妻の機嫌がとってもよい時、友達と楽しい会話ができた時、etc.
「あなたは今幸せですか」なんて、大上段に質問されて、「幸せです」と答えることに、ちょっとした躊躇感がある日本人。
でも、「これって、ちょっと嬉しいなァ」と思う瞬間はよくあること。
Beltonさんんは、日本人の心情に、共鳴する性格を持っているように感じます。ですから、文章を読んでいて、こちらも考えさせられます。
「ああ、これも幸せなことだったか・・・」と。
記事:鶴本 世話人:貞安