英語サークル若葉

2022年4月18日(月)

昨日(4/18)、月曜日、英語クラブ「若葉」の勉強会を開きました。
いつものようにZoomでの開催です。Zoomって、大人数の場合、音声がダブってしまうと、聞き取れないことになり、従ってワッーと場が盛り上がることは難しい時があります。
現在、「若葉」は私を含め3人なので、音声がダブって聞き取りにくくなることもなく、とても話しやすい環境です。
コロナ感染数の高止まりのせいもありますが、いつ対面に戻るか、戻れるか、わかりません。とりあえずZoomで快適に勉強会を続けています。
テキストの著者のBeltonさんはa dogを飼っていました。
このテキストを書いている時点では、亡くなっていたそうですが、生前、散歩を楽しみにしていて、散歩の時間が来ると次のような行動をするそうです。
 Our dog wanted to go for a walk at the same time every day.
少しでも遅れると、
 She would sit in front of me and stare into my eyes, as if telling me to hurry up.
stare into  食い入るように見る、じっと見つめる
(stare at じっとみる、凝視する)
stare into my eyes って、犬を飼っている方は経験があるのではないか、と想像します。
ウチの息子夫婦の犬は、我が家にやって来て、鳥のささ身のおやつをあげると、夢中になって食べ、食べ終わってしばらくするとると、息子の目をじっと見つめるのです。最初は気づきませんでしたが、「帰ろう」という催促だったのです。
文字通り stare into his eyes なのです。面白いですね。
これって、人間同士ではめったにありませんね。そんなことしたら、不審者に間違われてしまいます。電車の中の向かいに座っている美しい女性を、思わずじっと見てしまう、って、御法度でしょう。
ですから、stare at もstare intoも日常会話ではほとんど使いません。
せいぜいlook at くらいですね。
でも犬の行動を見ると、「エッ、本当に催促しているよ」と分かって、ちょっと感動してしまいます。
今、私たちが読んでいる課はroutine, routine mattersの話です。
いつもいつも同じことをすることに心地よさを感じるというお話です。
Beltonさんは自宅で翻訳の仕事をしているようで、同じroutineを毎日繰り返していたようです。
いつもroutine(ルーチン)を繰り返すことが常にhappyにさせることはないが、routineは心地よいものだとBeltonさんは言います。
 (People)find comfort in routine.
comfort (辞書)快適さ、安楽、満足、慰め
意訳すると、「心地よさ」、「安心感」でしょうか。
メンバーで、文章を訳しているのですが、翻訳って難しいと感じます。いい日本語って、直訳では決して得られないものですから。
そして、いい日本語にならなないと、元の英文の意味がすうっと私たちの身に入ってきません。
英語を勉強しているのか、日本語を楽しんでいるのか、、、、(?)

記事:鶴本 世話人:貞安