英語サークル若葉

2022年3月7日(月)

いつものように、昨日の月曜日、「若葉」の勉強会を開きました。
いつものように、イギリス生まれのBeltonさんのテキストです。
Beltonさん流の日本語記憶術は、いろんなimages(イメージ、心象、画像、彫像、観念、etc.)を、言葉につなげることによって、生きた言葉として、それを記憶できる、と主張されています。
例えば、彼にとって、シェイクスピアは多くのimagesがくっついて、生きた言葉として、頭に存在します、と。一方、宮本武蔵に関しては、imagesは数が少なく、十分なものになっていないので、十分に理解した、記憶した、とは言えない、と。
外国語を学ぶ、私達日本人には、それはほとんど英語ですが、いろんな学び方、記憶の仕方があるのだ、とBeltonさんに教えられます。
「いろんな」と私が言うのは、Beltonさん流はBeltonさんのもので、すべての人が彼のような学び方をしているのではない、ということです。
昔、松本亨(呼び捨てにするのは、ちょっと気が引けますが)が、かなり英語が身についた後に、最後の仕上げとして、2年間、朝から晩まで英語の小説を読み、夢も完全に英語になったと、どこかで書いていたのを読んだことがあります。
その後、彼はアメリカに留学し、教育博士号を取ります。
うーん、それも一つのやり方ですね。むしろ、私達日本人には馴染み易いやり方のように思います。
私たちの多くは、高校時代、大学受験のために英語を一生懸命勉強した、でも、大学入学後は、”ほとんど勉強しなかった”ということではないか、と思うのです。
で、多くの人には、「自分は喋れない、書けない、少しは読める」という自己評価が残る、という状態でしょう。Beltonさんのような方法も、松本亨の方法もほとんどやりませんね。
じゃあ、どうすればいいの? 私のアドバイス? 英語をモノにする最高の方法は?
 I have no Idea. Please find your own way. Good luck.
でしょうか。Beltonさんの方法を参考にされるのも、一方法だとは思います(ホントに?)。
Beltonさんの文章の中で、参考になり、私達にも使える表現がありました。
 The point that I am trying to make is,,,,
「私の言いたいことは、、、、、」と言う意味です。
英語では、ごくごく普通の表現で、よく使われます。
私達って、ごちゃごちゃ説明したり、長々と話したりして、「何を言おうとしているのか」分からなくなる、少なくとも、聞いている相手がそう思っているようなことって、あると思うのです。
その時に、かいつまんで、要点は次のようなことだよ、という時の決まり文句です。
例えば、車のセールスが、スプリングの材質を専門的に説明したとします、研修で学んだ知識をお客さんに披露したくなる、、、。
でも、そんな話を聞いても、素人にはよくわかりません。そんな時、
 The point that I am trying to make is, this car will provide you with a comfortable ride.
こんな感じでしょうか。
私の書いている英語って、中学校レベルです。でも、それでほとんど問題なく、外資系の社内でも通用しました(笑)。まじで。
 Have a good day.
 Tsurumoto

記事:鶴本 世話人:貞安