英語サークル若葉

2022年2月7日(月)

第一月曜日の昨日、7日は「若葉」の勉強会の日でした。
私が担当する前の、14年間、「若葉」を担当されていた友澤さんの訃報のことで、哀悼の意も含め、彼のことを、少し長く話をしました。
友澤さんはK-SEC(川崎シニア英語クラブ)(貞安さんが会の立ち上げ人)の重要メンバーで、私もK-SECに所属して13年になります。
月2回の例会の中で、いろいろお話を聞く機会もありました。
とは言っても、彼は自分の個人的なことは、ほとんど話されませんでしたので、13年の間、ほとんど聞くこともありませんでしたが、ほんの少し、私の記憶に残っています。
友澤さんは山口の出身で、お父様は英語がすごく達者だったようです。
友澤さんは、九州大学を卒業し、その後、NECに入社し、NECのアメリカ子会社の社長を長くされていたようです。
英語は、例会のたびに聞いていましたので、その練達ぶりには、私はいつも感銘を受けていました。
K-SECに参加されたのは、「英語が好きで、ずっと英語を使っていたかったから」という趣旨の話をおっしゃったことがあります (たった一回だけ)。
本当は、もっと英語の経験談そのものの話を聞きたかったなと、私は思っていました。
もし生前にそんなことを質問しても、たぶん、笑って答えてくれなかっただらうとは思いますが。
私が、もしNECに勤めていたら、部下になりたかった、と思います。
そんな方でしたね。
私が「若葉」を友澤さんから依頼されて、担当して3年になります。
そして、多くのメンバーが辞めてしまいました。
トホホ、、、、、。私の力不足です。
今のメンバーは、とても勉強熱心で、“教え甲斐”があります。
私はエネルギーを頂いています。
辞めないでほしい、、、、。
昨日のテキストの中で、面白いと思った点は、著者のベルトンさんが漢字の読みを覚えることを、give them namesと表現していることです。
常用漢字2000語以上にいろんな漢字を覚えるのに、読み方を覚える、とは言わず、漢字に“名前”を付ける、というのです。
鶴なら、「つる」という名前です。
本なら「もと」という名前。
この発想がユニークだと思いました。
男女のシルエットを見ると、「トイレ」という名前だというのです。
名前を付ける、という発想なら、リラックスして覚えられるのだろうと思います。
来日18か月後、彼は、漢字を覚える手段として、translatorの仕事を始めます。
すごいですね。
ベルトンさんはやはり、語学の秀才(天才)かもしれません。
一方、私を含め、日本人は英語の単語を覚えるのに苦労します。
うらやましいです。

世話人:貞安 記事:鶴本