昨日(10/4)、第一月曜日は、英語の勉強会の「若葉」がありました。相変わらず、Zoomで、行いました。
感染者数がすごく減ってきていますが、しばらくZoomで行うことにしています。ちょっと、出不精になってきている感もあります(笑)。
昨日のテキストは、前回と同様、ベルトンというイギリス人の“日本語学習での経験談”です。
英語圏の人が、日本語を勉強する時に直面する困難は、相当なものであることは、文面からよくわかります。
逆の場合、私たちが英語を勉強する時の困難と非常に似ています。
このテキストを読んでいて、面白いと思う点は、普段、英語圏の人々の、日本語学習でぶつかる困難さを知ることです。
日本語ネイティブの私達には、全く異なる単語と思っていた言葉が、彼らには、非常に似た言葉だったりする現実です。
昨日の話の中で、混んでいるコヒーショップに入ったベルトンさんは、空いた席が、ほとんどない状態の店内で、相席していいですか、と聞く場面で、こう言ってしまったとのこと。
「さわっていいですか」と。本当は「すわっていいですか」と言いたかった由。
私達、日本人には、「さわる」と「すわる」は全く混同しない、100%違い言葉ですが、日本語学習者にとって、とっても似た言葉であると。
私は以前、どこかで読んだことがあるエピソードは、バスの停留場で、降りようとしている外人が、「ころしてください」と叫んだという話。
「おろしてください」という積りだったらしいのです。
「おろす」と「ころす」って、私達には、混同しようのない言葉なのに、って、思いますよね。
昨日は、別の“混同”も載っていました。
He was asked if he was interested in TV samurai dramas.
He said, "Oh, yes, I like Toyama no kinsan." と答える積りが、
"Oh, yes, I like Kintama no tosan". と言ってしまったと。爆笑。
難しいのは、英語だけじゃない、日本語も、難しいようです。
世話人:貞安 記事:鶴本