昨日の月曜日、私たちは英語を勉強しました。
今回からは、例の有名なSteve Jobsのstoryがテキストです。
彼は56歳で癌で亡くなりましたが、早すぎる人生だっかもしれません。
でも波乱万丈の人生でもあったようなので、まあ満足すべき人生だったでしょう。
昨日は英語の「喉発音」のことを少し話しました。喉といっても〝うなじ”とか、口の奥とか、いろいろな部位が関係してきます。
いわゆる「喉声」ではありません。「お腹から声を出して」のお腹(横隔膜)が関係しますし、表現は多様です。
例えばL(エル)の発音は、中学時代に、上の歯の裏側に舌先を付けて発音するのです、と習いますが、舌先を歯に着けると、声が出ません。
無音になります。じゃどうする? その瞬間、口の奥、喉に一瞬響かせるのです。「うー」という音に近いです。
この、喉に響かせる音(声)は、英語の発音の典型です。Lのように、英語の音はすべからく、喉(口の奥、うなじ)に響かせるのが‟基本”です。
バリエーションは多いですが、まあ“基本”と言ったところです。
それをメンバーの方に少し練習してもらいました。
日本語は、丁寧語、尊敬語、謙譲語があり、すべて口の前半で発声するように思います。するとトーンも高くなりがちです。
もちろん、誰かに文句を言う時などは喉に響かせて、「よく聞けえ・・・」みたいな声にしますが、英語の発声は、基本的に「日本語で怒って話す時」の発声で、その発声の仕方で、これって、クラシックの歌(声楽)の発声と関係します。
洋の喋り声は声楽の時の声(お腹から出す声)と共通です。
記事:鶴本