9月15日(敬老の日)、「若葉」のメンバーは英語を勉強しました。
テキストの「ローマの休日」の、最後を読みました。
ところで、9月1日(月)も「若葉」はテキストを勉強しましたが、私はそのレポートを書くのを忘れていました。
昨日、メンバーから「病気でもしたのですか」と聞かれ、最初何のことか分からないくらい、完全に忘れていました。
2020年9月にこのようなレエポートを書き始めて以来、初めての事です。
うーん、なんてこと!家族の体調の事で、ちょっとゴタゴタしていたこともあったのですが、「忘れていた」こと自体、かなりのショックでした。
まあ、年齢のせい・・・ということにしておきます。
「ローマの休日」の映画を見たことのある方も多いと思うのですが、最後は、大使館の壮麗なホールでの記者会見の場での、アメリカ人記者ジョーと仕事仲間のアービンと、王女アンとの別れのシーン、何とも心に残る場面です。
表立っては(公式には)アン王女は病気で臥せっていたことになっているのですが、記者に次のように話します。
I will never forget my time here, for as long as I live.
もちろん、これはジョーとの思い出、ジョーに対する告白を意味しています。
「ここで過ごした時間のこと、私は一生忘れません」という意味になりますが、英語で読むと、日本語よりは、もっとジーンと来る感じがします。
アン王女は、日本の天皇制とは違い、将来女王(Queen)になる可能性があり、道ならぬ恋を遂げることはできない・・・という事情があります。
それをジョーも知っていて、ぐっと心を抑えるというシーンでもあります。
ぐっと自分の心を抑えるしぐさを、映画はどのように描写したのか・・・
なんとポケットに両手を入れて、その場を去る、という事でした。
Joe put his hands into his pockets and turned around.
Slowly he walked away.
ポケットに両手を突っ込んで、その場を去る? それってどんな意味を表しているの? って、私達日本人は思ってしまいます。
アメリカ人って、我々とは違う・・・という場面です。
これで、「ローマの休日」は終わりです。
次回からはアップル創業者のスティーブ・ジョブズの伝記を読みます。
記事:鶴本