第9回 川崎シニアネット講演会

日時:2018年10月29日(月) 参加者:52名

多数の参加者に出席頂いて、第9回川崎シニアネット講演会が開催されました。

本日の日程
開演を待つ
司会から開会の挨拶
会長の挨拶
「京浜工業地帯 生みの親 浅野総一郎」
~一代で浅野財閥を築いた波乱の人生~
講師:横須賀 剛一さん

浅野総一郎は24歳の時、裸一貫で故郷の富山を出奔し、一代で浅野財閥を築いた人です。
翁が手がけた事業分野は浅野セメントの設立などと炭鉱、製造業(セメント、鉄鋼、造船、肥料)電力、海運、鉄道,埋立て、 築港、教育など多枝に亘っています。その足跡をご紹介します。
そして、九転十起の男と云われた翁の波乱の人生やエピソードを通じて翁のバイタリティと人間的な魅力を感じて頂ければと思います。
座右の銘は菅原道真の歌“心だに誠のみちをかなひなば 祈らずとても神や護らん”です。
これは翁が故郷を発つ時に母親から手渡された巻物に書かれていた文言です.

「万葉集 大伯皇女の歌 6首」
~悲運の皇子 大津の姉~
講師:高崎稲子さん

万葉集に興味を持ち始めたのはずいぶん遡りますが、テレビでよく拝見していた万葉の大家の中西進先生の講座を見つけて通い始めたのがきっかけでした。
4516首からなる万葉集は日本最古の歌集です。
のちに出る古今集や新古今集はほとんどが貴族階級だけに歌われたものなのに対して万葉集は天皇から民百姓や一般民衆の歌が盛り込まれています。
それが最大の魅力であり、心惹かれるところです。
謎多き古代にどこの国にもあった皇位争いに敗れた悲運の皇子とその姉の心情に想いを馳せながら大伯皇女が詠んだ歌6首をひも解いてみたいと思います。

「17年目を迎えるホームページ」<万歩計> ~はじめたきっかけ、良かったこと、辛かったこと~
講師:大槻俊一さん

全国津々浦、散策案内のホームページ! 体力に応じたルート、間違えやすい曲がり角の表示、探すときに便利なサイト内検索など趣向を凝らす。

  1. 学生時代からの趣味は一人旅
    ・故郷のない東京生まれ、東京三田育ちの悲哀 ・ユースホステルの大ブーム・秋田、沖縄(当時は外国)以外を旅行 ・大量の写真撮影
  2. 会社の勤務地は東京以外が多い
    ・東京時代2年は主として下町を散策 ・家族で名所、旧跡散策
  3. ホームページ「万歩計」の作成
    ・大量の写真整理、保存が大変 ・アルバムでは思い出や名所、旧跡の由来をまとめるのは困難 ・平成14年KSNに入会、10月に「万歩計」立ち上げ

「謎々―洋画の邦題」
~明日に向かって撃て!~
講師:安藤雅彦さん

川崎にこの人ありと評判の迷司会者、安藤さんによる視聴者巻き込み型のクイズ娯楽番組です。
安藤さんが好きな定番的な作品(リオ・ブラボー、カサブランカ、ショーシャンクの空に、などなど)をネタに、洋画の原題と邦画の関係を独断と偏見を持って四基本型に分類します。
この大胆というか無謀な試みに対し、みなさんからの質問や異議申し立ては大歓迎です。是非積極的に巻き込まれてください。
さもないとこの番組は気の抜けたビールのようになり、スポンサーが撤退し、中止に追い込まれます。

講演風景①
講演風景⓶
講演風景③
閉会の挨拶

【担当:伊藤、写真提供:西方、後田】