英語サークル若葉

2023年7月17日(月)

17日は「海の日」(Marine Day)で、休日でしたが、「若葉」は休みません(笑)。英語を勉強しました。
テキストはガリバー旅行記です。このテキストはオリジナルの本の簡易版です。元の小説は単語数が10,530語。
この簡易版は1,300語で、rewriteされたものです。よくわかりませんが中学3年で学ぶ英語・・・・というレベルです。
でも、メンバーの印象は、“随分むつかしい”英文だそうです。
想像ですが、中学のテキストは、難しい、複雑な内容ではなく、生徒に理解しやすい、身近な物語に限定しているからかもしれません。
同じ1,300語であっても、内容によって、難しさは違いますね。
“むつかしさ”の一つは、きれいな、自然な日本語に訳せない、ということだそうです。翻訳本として出版に耐えるような訳、学校で、いい成績をもらえるような立派な訳、そんな訳にしたいのに、たどたどしい、細切れの日本語にしかできない、そんな悩みをメンバーの方は抱いているようです。
たどたどしい、子供のよう日本語・・・ハッ、ハッ、ハッ、(笑)。
メンバーには失礼ですが、つい笑いが出てきます!
ガリバーはそれまで身体拘束されていた状態から、小人国の偉い人々から信頼を勝ち取り、ついに鎖が取り除かれ、自由に なる時が来ました。その時の条件が、英語で表現すれば、次のようなものです、という最後の文章が下記です。
 the terms upon which I was freed, here are the conditions in English.
この here are the conditions を自然な日本語に訳すと、どうなる?
普通、Here are those と言うのは、「ほれ、これよ、見て」という感じの英語です。すると「その条件って、ほれ、こんなものよ」でも、意味はわかります。でも、この小説の中で、そんな訳はちょっと・・・。学校の授業なら、先生から怒られますね。
私の言いたいことは、意味が分かれば、それでいい・・・ということです。
そして、英語のままで、じわーっと、その意味が体に伝われば最高です。
英語のままで。日本語で一度、意味を確認した後は、英語のままで。
 Here are the conditions.(これ、その条件よ)Here are the conditions.
 Here are the conditions. Here are the conditions.............
どのくらい繰り返せば、意味がじわーつと体に伝わりますか。
この感じ、実感として分かるには、相当練習しないとダメかも・・・。
私としては、分かってほしいですね(笑)。
まあ、悩まず、楽しく勉強を続けましょう。


記事:鶴本